自民・総裁選はフルスペック型で行われる方向となっている。この場合295票の国会議員票と同数の党員票計590票で争われる見通しで、来月4日に投開票で最終調整に入っているとのこと。現在ポスト石破に5人の名前が挙がっているが複数の議員が小泉氏・高市氏を軸とした戦いになると話している。そこで注目が全国の党員票で、去年の総裁選では高市氏が109票と小泉氏以下に大差をつけていた。取材にあたった平本氏によると、複数の議員がフルスペック型での投票は高市氏に有利と話したそうだが、一方で保守的な主張が強すぎて野党との連携が困難であることや、前回の推薦人20人中9人が落選しているため推薦人集めなどもハードルとなるとのこと。また最大のポイントは前彼が回トップだった石破氏が獲得した票の受け皿になるかで、石破首相自身も自分の政策を継承してくれるのは小泉氏だと思っているとのこと。また自民党総裁選ではあるものの、少数与党のため陰の主役が野党という異例の総裁選となりそう。