日銀の小枝審議委員の講演について森田京平は、「日銀が今後の利上げの適否を評価する上で物価の基調を重視しているが、小枝審議委員は去年11月時点の講演と変わっていない。変わったのはリスクで、中東情勢も含めて物価に対しては上向きのリスクをより厚く認識している、企業間の物価上昇については既に上振れリスクが出てきているということ。6月を明示したわけではないが今後の利上げを十分示唆するものであり、6月がメインシナリオだと思っている」と話した。4月の全国CPIについて市川雅浩は、「エネルギー価格の動向に注目している、電気・ガス代は3月に補助金が終了しているのでこれはCPIの押し上げ要因になる。ガソリンは3月に補助金再開ということでCPIの押し下げ要因になるので、これらがある程度相殺され原油高でもエネルギー価格がCPIを押し上げる度合はまだそれほど大きくならない。政府は電気・ガスの補助を6月に再開する見通しのためエネルギー価格は当面抑制され、コアCPIは前年比2%程度の伸びが秋以降くらいまで続くのでは」と話した。
