野田元首相の記者会見は、NHKニュースサイトなどでライブ配信している。野田元首相の発言のポイントについて、谷井は、自らの政策のタイトルに「政権交代前夜」を掲げた、立憲民主党の代表選が終わった直後には、自民党の総裁選挙が行われ、衆議院解散総選挙も控えていることを睨んだものだと説明した、会見では、総理大臣も務めた経験のある自身が立候補する意義を伝えたい狙いがあったなどと話した。野田元首相は、政治改革を自身の政策の一丁目一番地とし、先の国会で成立した政治資金規正法は抜け穴だらけで、改革に値しないと強く批判し、企業団体献金の禁止や国会議員の世襲制限といった抜本的な改革を進めると強調した。代表選の告示はあさってで、現時点で立候補しているのは、野田元首相と枝野氏。泉代表や江田元代表代行、吉田晴美衆議院議員が立候補できるかが焦点となる。3人は、立候補に必要な推薦人20人を確保できるように全力をあげている。野田氏には、自らが率いるグループのほか、小沢一郎衆議院議員を中心とするグループが支持を決めている。枝野氏は、リベラル系議員でつくる最大グループが支援することになっている。各陣営の動向を探り合うかけひきが続いている。