自民党の石破元幹事長が地元の鳥取県で総裁選挙への立候補を正式に表明した。地元での立候補表明にこだわった石破氏が選んだ場所は鳥取県八頭町の神社の境内だった。石破氏は政治資金問題について「政治に必要な金の集め方は節度を持ったものでなければならない、限りない透明性を持って国民に公開をしていかねばならない」と強調した。一方、あさって立候補表明会見を行う予定の河野デジタル大臣は小石河連合として近い関係にあった石破氏や小泉元環境大臣と総裁選で戦うことについて「総裁選挙なので終わったら自由民主党としてみんなひとつになる、そこはご心配なく」と述べた。また、茂木幹事長も総裁選に立候補する意向を固めた。来月、正式に立候補を表明する方向で調整している。茂木氏は昨日、記者団に対し「近々自分としての決断をしたい」と話していた。