きのうから受付を開始した随意契約による備蓄米の売り渡しについて、小泉農水相は昨夜テレビ番組に出演し、初日で既に7社から計5万8000tの申し込みがあったと明らかにした。「あす農水省のホームページで社名を公表する。ようやくマインドが変わってきて下がると思うという方が多くなった状況で、この初日の出だしはかなり好調な状況」と述べた小泉農水相。農水省によると、きのうの随意契約の説明会には318社459人が参加し、参加者からは国が負担する輸送費、備蓄米と他のコメのブレンドが可能化などの質問が寄せられた。コメの年間取扱量1万tの要件撤廃や販売対象の拡大を求める意見もあったという。