農林水産省はきょう、全国のスーパーで販売されるコメの平均価格について、より実態に合ったデータを公表した。民間の調査会社と連携したもので、全国のスーパーで販売されるコメの1日ごとの平均価格などが示されている。随意契約による備蓄米なども含めたおととい時点の全国の平均価格は、5キロあたり4023円だった。一方で、銘柄米は依然として高値が続き、5キロ4491円。小売店の業態別でも平均価格を公表。大手スーパーは4051円、ドラッグストアは4128円。いずれも先月下旬以降、下落傾向が続いている。小泉農林水産大臣は、これまで公表してきたデータには、随意契約による備蓄米を扱っているところが入っていないとした上で、新たなデータの公表により、きめ細やかな価格動向がわかるようになっていると説明した。