「ねとあらワールド」の王様が、ネットコンテンツを紹介する。今回は大阪放送局制作の「ウィークエンド関西」で放送された、災害救助犬を育成する人に取材をした動画を紹介。NPOを設立した有志のひとりの多田修さんは、阪神淡路大震災で海外から駆けつけた災害救助犬の報道を目にしたことから、災害救助犬を育成する団体をつくった。災害救助犬がいればもっと多くの命を救えたかもしれないと感じた。活動は困難の連続だった。阪神淡路大震災をきっかけにNPO初のハンドラーになった松崎直人さんは、1996年には長野県で起きた土石流の現場へ。反応があった場所から遺体を発見。ただ生存者の救助はかなわなかった。1999年にトルコで起きた大地震で初めて生存者を確認することができたという。捜査は難航した。いまだに、なんとかして助けることはできなかったのかと思うという。悲しい思いが残っている。各地の消防などと合同訓練など、連携に力を入れている。顔の知れた関係づくりをすすめているという。 現場では救助犬1頭では足りないことが多い。多くの救助犬を育てることが大切だ。セラピードッグによる心のケアも行っている。被災者の支援も行っている。