立憲民主党は政府が策定する新たな経済対策について「厳冬期を見据え、電気・ガスの負担の軽減、どのようなスキームか最新情報を教えてほしい」と質問。高市首相は「寒さの厳しい冬の間、深掘りした支援を行う。これまでよりも金額を上げて支援を行う方針。速やかに経済対策を取りまとめ必要な補正予算案を提出し説明させてほしい」などと述べた。片山財務相は「灯油、LPガスなどもある。漏れのないよう目配りしていく」などと述べた。自民党の新たな成長戦略について高市首相は「肝は危機管理投資、リスクや社会課題に対し先手を打って供給力を抜本的に強化する。官民連携、ここが大事。戦略的な投資を促進する。短期的に政府の施策が終わってしまうと企業も予見可能性を持てない。中長期見通せるような対策を打つ」などと述べた。高市首相は石破政権が掲げた最低賃金を2020年代に全国平均で1500円とする目標について「経済動向を踏まえて具体的に検討するという答えしかできない。責任を持って国民に数字を示すことを考えると必ずいつまでにいくらにすると申し上げるわけにはいかない。企業が賃上げできる環境をまずつくる」と述べた。
