レスリングのパリ五輪代表決定POで尾崎野乃香と石井亜海が対決。静かな戦いが続く中、均衡を破ったのは尾崎。62キロ級の代表選考に敗れ、階級を上げての再挑戦となった尾崎が3点リードで試合を折り返す。続く第2ピリオドは激しい攻防が続く展開に。しかし試合時間残り30秒、世界選手権5位の石井が意地を見せ2点を追加し同点へ。ここで尾崎のセコンドがリプレイ検証を要請。失敗すると1点失うチャレンジだが、チャレンジは失敗。石井に更に1点加算され、このまま試合が終わるかとみられたラスト10秒。土壇場で得意の片足タックルからバックを取り尾崎が2点を追加。大逆転勝利を飾り、自身初の五輪代表内定となった。