歯に衣着せぬ物言いで知られる女優・泉ピン子は先週土曜日、様々なピンチをはねのけて来たピン活をまとめた自伝の発売記念イベントに登場した。ピン子節はサイン本のお渡し会でも炸裂。ピン子さんは18歳の時、漫談家としてデビュー。長い下積み時代を過ごした後、ワイドショーのリポーターとして人気が出ると、演技の世界に入り33歳でドラマ初主演を務めた。その後、連続テレビ小説「おしん」、大河ドラマに出演するなど、着々と活躍の場を広げた。一方、自身の芸名への葛藤があった。ワンアンドオンリーな個性で地位を築いたピン子さんは現在、熱海在住。悠々自適な生活を送る中で、日々のテレビ番組チェックは欠かさない。11時台は「ノンストップ!」しかないとのこと。揺るがない信念で様々なピンチを乗り越えて来た。ピン子さんが大切にしている言葉は、「お天道様の下を堂々と歩けること」。人にも自分にも嘘をつかないという考え方は、盟友・西田敏行さんからも影響を受けたという。堂々と後悔しない生き方をすることを大切にしている。今後の目標は「ピンピンコロリ。寝てて好きな映画見て矢沢永吉の歌聞きながら死んだら本望だわ」とのこと。死ぬ前に見たいのは矢沢永吉だという。