ワールドシリーズMVPに選ばれた山本由伸投手について、オリックス・バファローズで山本投手とチームメイトだった頓宮裕真選手は「(小学生時代)めっちゃ負けず嫌い」などと語った。2人は岡山・備前市で実家が隣同士の幼馴染でもある。延長18回の死闘となったワールドシリーズ第3戦、2日前に9回を投げきった山本が幻の19回に備えていて、勝利を最優先に考える献身性が試合に終止符を打つフリーマン選手のホームランを呼び込んだ。ピッチャーとしての転機は高校時代。山本投手の恩師・森松賢容さん(延岡学園野球部部長)は「投げた感覚と相手が受け取るボールの軌道が見える、糸を引くボールを投げる中学生を初めて見た」と語った。ピッチャーを初めて約1年で球速が25kmアップ。高校卒業後、ドラフト4位でオリックス・バファローズに入団。1年目から着実に評価されるなかやり投げのようなフォームに変更、ワールドシリーズ連覇で正解を証明した。
