約3900人が働く岡山県警察本部は9割にあたる3400人が男性。闇金融や悪質商法に関する犯罪の捜査を担当し、約30人が勤務する生活安全捜査課で巡査部長を務める乃村政知は今年2月第2子の出産に合わせて2週間の育児休業を取得した。その後押しとなったのは上司との面談だったという。妻の妊娠の報告をするとすぐに育児休業の話が出て積極的にとれる環境だったとのこと。県警独自の面談シートでは、出産場所や協力できる親族ができるかなど約20の項目について話し合う。橋本敏志指導官は我々警察官ではあるが彼も子供の父親なので、プライベートを充実させることは組織全体の活力が向上するとコメント。2週間の育休からの復帰後も、定時での大金を心掛けている。岡山県警察本部は2週間以上の育休を取得する男性の割合を85%にするとの目標を立てている。