裏金事件をきっかけに広がった自民党の派閥解散について。これまでに麻生派以外の5つの派閥が解散を表明しているが、ほとんどの派閥は解散届けを提出していない。26日に森山派は東京都選挙管理委員会に解散届けを郵送。自民党で派閥解散を届け出たのは森山派が始めて。一方、派閥解散で若手議員には厳しい現状が待ち受けているとの声もある。自民党の各派閥はパーティー収入を原資に所属議員に資金を援助していたが、派閥パーティーが禁止となり、自ら資金集めが必要になり、知名度の低い若手議員は資金不足で秘書を解雇するケースもあるという。