FNNの世論調査によると、裏金事件が表面化した11月から自民党の支持率徐々に下がり始めた。ただ先月14日に岸田総理が総裁選への不出馬を表明した後の調査では回復をしている。一方で、その間立憲民主党の支持率はほぼ横ばいとなっている。立憲民主党の代表選について「まったく関心がない」あるいは「あまり関心がない」は合わせて57%に及んでいる。「支持率の低迷や代表選への関心の低さについては泉執行部に何らかの問題があると思われるか」との問いに泉氏は「問題がないと言ったら成長はない。諸先輩方と乗り越えるために2期目にチャレンジする」などと話した。枝野氏は「党執行部のみに問題があるとしていたら本質を見誤る。党全体の問題として考えなければならない」などと述べた。野田氏は「無党派層や他の政党の支持者に響くメッセージは政治とカネの問題。ここを戦略としていきたい」などと述べた。吉田氏は「発信力という点では課題が多くある」などと述べた。橋下氏は「立憲民主党は政権交代ではなく自公過半数割れを狙うべき。あと政策論争がお行儀良すぎる」などと指摘した。これに対し枝野氏は「政権交代を目指すことは重要だが、それより重要なのは政策の中身で、どのような社会にしていくのかを訴えること」、野田氏は「野党勢力が団結して小選挙区で1対1の構図に持ち込んで勝っていく。その積み重ねが自公過半数割れにつながると思う」などとそれぞれ述べた。