自民党総裁選の投票日まで1週間を切った。決選投票になることが確実視されているが、女性は見通しが立たない。党の重鎮たちも勝ち馬探しに難航しているよう。過去最多の9人が立候補党内では情勢の分析が進められている。村川仁基は「自民党内では、小泉元環境大臣、石破元幹事長、高市経済安保大臣の戦いになるとの見方が広がっている。他の候補は党員に投票表紙が届く今週が勝負として、地方票のとりこみ向け、電話かけや団体まわりを進めている」などと解説。きのう島根・松江市で行われた党主催の演説会で候補者達が訴えたのは地方の産業活性化。小林鷹之前経済安保担当大臣、林芳正官房長官、河野太郎デジタル大臣の主張。人口減少、災害対策も語られた。
石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境大臣、高市早苗経済安保担当大臣の三つどもえの戦いとの見方が広がる自民党内。一時は小泉元環境大臣が大本命とも言われていたが、なぜ三つどもえといわれる接戦にもつれ込むことになったか。田崎史郎氏は「小泉元環境大臣が党員投票でやや失速してきた。1つは選択的夫婦別姓法案提出が、強硬で保守な党員たちの反感を買ったことが原因ではないか」と述べた。影響力を維持したい岸田総理大臣、麻生副総裁、菅前総理大臣ら党の重鎮も今回は「勝ち馬」が読めない異例な状況だと指摘。2012年の総裁選では1回目の投票で石破元幹事長が地方票を伸ばしトップに立ったが議員票だけで争った決選投票では安倍元総理大臣に敗れた。今回は決選投票の動きも予想できない情勢。
石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境大臣、高市早苗経済安保担当大臣の三つどもえの戦いとの見方が広がる自民党内。一時は小泉元環境大臣が大本命とも言われていたが、なぜ三つどもえといわれる接戦にもつれ込むことになったか。田崎史郎氏は「小泉元環境大臣が党員投票でやや失速してきた。1つは選択的夫婦別姓法案提出が、強硬で保守な党員たちの反感を買ったことが原因ではないか」と述べた。影響力を維持したい岸田総理大臣、麻生副総裁、菅前総理大臣ら党の重鎮も今回は「勝ち馬」が読めない異例な状況だと指摘。2012年の総裁選では1回目の投票で石破元幹事長が地方票を伸ばしトップに立ったが議員票だけで争った決選投票では安倍元総理大臣に敗れた。今回は決選投票の動きも予想できない情勢。