東京・府中市にある小児医療の病院ではインフルエンザが重症化し、救急搬送される子どもが増加している。2週間ほど前から救急搬送の子どもが増え、1週間の入院患者数は20人ほどで例年12月以降に迎える入院患者のピークに近い数をすでに受け入れている状況だという。重症化でECMO・人工呼吸器が必要になっただけでなく、中には「インフルエンザ脳症」で亡くなった子もいた。きょう発表になった全国のインフルエンザ患者数は1医療あたり21.82人と今シーズン初めて20人を超えた。都内では休校・学級閉鎖になった学校などが去年の11倍以上にのぼっている。予約にはまだ空きはあるというが、希望通りの時間に取れなかった人もいた。
