雑誌や書籍の出版社の厳しい経営環境が浮き彫りとなった。全国で書店が次々と閉店に追い込まれている中、出版社でも厳しい経営状況が続いている。帝国データバンクによると昨年度赤字だった出版社は全体の36.2%を占め、過去20年で最大だった。業績が悪化した出版社は6割を超えている。なお厳しい経営状況の背景として出版物の約4割が売れ残りとして返品されるなど、在庫負担が重いことや物価高の影響で紙代やインク代などの印刷コスト上昇・物流コストの上昇などが挙げられる。
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