帝国データバンクによると、上場企業3800社の昨年度の平均年収は671万円で、過去20年で最高となった。産業別では海運業が最も高く、次いで証券・商品先物取引業、保険業の順。平均年収が増加した上場企業の割合は75%に上った。今回調査した上場企業数約3800社は日本全体の企業の0.2%ほど。帝国データバンクは「昨年度は人手不足への対応などを背景に、上場企業でも賃上げによって人材を確保する動きが進んだ」と分析。今年度は「アメリカの関税政策の影響で賃上げムードが萎縮する可能性もある」としている。
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