茨城県の高速道路を中心に活動する交通管理隊。出動件数が多くなるGW。その初日、常磐道の路肩で停車する一台の車が。神奈川から茨城に向かってたところ、後ろのタイヤがバーストしたという。隊員は故障車を知らせるコーンを設置し、周囲やドライバーの安全を確保した。GW2日目にも東京方面へ向かう常磐道で故障車の連絡があり現場へ急行。待っていたのは20代カップル。車が止まっていた場所は後ろから追突される恐れがあるため、重さ約1000キロの車を隊員が押して路肩まで移動させた。高速の手前にあるガソリンスタンドでガソリン車に軽油を入れてしまい、動かなくなったという。東京の自宅につくまで電車で3時間以上かかったそう。GW期間中一番多かった対応が、高速道路情の落下物の回収。取材した5日間で落下物の回収は約50件だった。GW4日目には渋滞が発生。路肩を進んでいく隊員たち。すると追い越し車線で車3台が絡む追突事故が起きていた。白の乗用車が前の車の影響で急停止。そこへ後ろから2台が突っ込み事故が起きたという。この影響で最大14キロの渋滞が発生。2番目を走っていた車の運転手は茨城から千葉へ帰宅中だったという。この事故で重傷者はいなかったが、1台の車が走行不能に。車両がレッカーされ、規制解除まで2時間対応に追われていた。高速道路上でのトラブルを見つけた場合は110や#9910を活用してほしいという。