今月2日、女優・吉行和子さんが肺炎のため亡くなった。突然の訃報に多くの著名人が別れを惜しんだ。ドラマ「ナースのお仕事」では主人公を演じた観月ありささんの成長を見守る看護師長役を熱演。観月さんは「本当に温かく可愛がっていただいた。いつも朗らかで優しい吉行さんに癒され、現場ではいろいろなお話を伺えたことが、今でも鮮明に思い出される。本当に寂しい気持ちでいっぱい」と当時の様子を振り返りながら吉行さんを偲んだ。同じくナース役で出演した松下由樹さんは「現場ではいつも穏やかで美しく、憧れの存在だった。役作りでは、表現の楽しさ、役作りや芝居の楽しさを教えていただいた。常に優しく見守っていただき感謝の気持ちでいっぱい」とコメント。俳優・夏木マリさんは自身のSNSに34年前、モスクワで吉行さんと一緒に撮った写真を投稿し追悼した。
1988年に一人芝居の舞台に挑戦した際には、そのやりがいについて「大変だけど面白さもある。結局、危なっかしいことが好きなのね」と話した。9年前、番組のインタビューでNHK朝の連続テレビ小説のモデルとなり107歳まで生きた美容師の母・あぐりさんに対する思いを語った。楽しそうに働く母の影響を受け、様々な仕事を楽しみながら邁進してきた。山田洋次監督の映画「東京家族」に出演した際には「山田洋次監督がどれだけの方か分かるから、そういう現場に呼んでいただけたという喜びと驚きもあるし、なんて幸せなんだろうと思いながらやってた。こういう体験をさせていただいてうれしかった」と話していた。吉行さんは私生活では掃除機マニアという一面があった。今年2月には映画の撮影に参加し、来年の公開を控えていた。番組はこの映画で初出演し、吉行さんと共演した平野ノラさんは「現場に入ってこられた時に、現場がいい意味で空気が変わって圧倒された」などと話した。生涯現役で走り続け、誰からも愛された日本のお母さん。亡くなる10日ほど前まで病床で執筆活動をしていたという。葬儀はすでに近親者のみで執り行われた。
1988年に一人芝居の舞台に挑戦した際には、そのやりがいについて「大変だけど面白さもある。結局、危なっかしいことが好きなのね」と話した。9年前、番組のインタビューでNHK朝の連続テレビ小説のモデルとなり107歳まで生きた美容師の母・あぐりさんに対する思いを語った。楽しそうに働く母の影響を受け、様々な仕事を楽しみながら邁進してきた。山田洋次監督の映画「東京家族」に出演した際には「山田洋次監督がどれだけの方か分かるから、そういう現場に呼んでいただけたという喜びと驚きもあるし、なんて幸せなんだろうと思いながらやってた。こういう体験をさせていただいてうれしかった」と話していた。吉行さんは私生活では掃除機マニアという一面があった。今年2月には映画の撮影に参加し、来年の公開を控えていた。番組はこの映画で初出演し、吉行さんと共演した平野ノラさんは「現場に入ってこられた時に、現場がいい意味で空気が変わって圧倒された」などと話した。生涯現役で走り続け、誰からも愛された日本のお母さん。亡くなる10日ほど前まで病床で執筆活動をしていたという。葬儀はすでに近親者のみで執り行われた。
