甚大な被害をもたらした西日本豪雨から、きょうで6年。広島県広島市の三篠川では、今も行方が分かっていない5人の捜索活動が行われた。広島県内では、今も5人の行方が分かっていない。また多くの犠牲者を出した各地で、追悼行事が行われた。30人の犠牲者が出た呉市では正午に黙とうが呼びかけられるなど、慰霊と深い祈りにつつまれた。一方、75人の犠牲者が出た岡山・倉敷市真備地区でも、亡くなった方々を悼む追悼行事が行われた。午前9時から献花台が設置され、市長や一般の市民が続々と訪れ、犠牲者に花を手向けていた。倉敷市・伊東香織市長は「この私たちの経験を忘れることなく、風化することなく、しっかり災害に強いまちづくりにつなげていきたい」とコメント。