20万人を超える人が命を落とし県民の4人に1人が犠牲になった沖縄戦で地上戦が始まってからきょうで80年。米軍が最初に上陸した慶良間諸島の座間味村では遺族などが平和への祈りをささげた。80年前の3月26日に米軍が沖縄戦で最初に上陸した座間味村では慰霊の式典が行われた。座間味村では1200人を超える人が命を落とし、このうち集団自決に追い込まれ旧日本軍の兵士から渡されていた手りゅう弾を爆発させるなどして命を絶った人は290人以上に上っている。式では高江洲敏子さんが追悼のことばを述べた。沖縄戦の体験者が高齢となり直接話を聞くことが難しくなる中、記憶の継承は大きな課題となっている。