- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 勝呂恭佑 首藤奈知子 吉岡真央 大谷舞風
オープニング映像と出演者の挨拶。
アメリカ・ホワイトハウスのレビット報道官は、トランプ大統領が日本時間のきょう午前5時から、自動車の関税措置について発表すると明らかにした。トランプ大統領はこれまでアメリカに輸入される自動車に対し、15%前後の関税をかける考えを表明している。
年度末の3月31日まで残り5日となる中、新年度予算案の審議日程について、自民・石井参院国対委員長と立民・斎藤参院国対委員長は連日会談し調整を続けている。自民党は石破首相出席の予算委員会集中審議について、野党側が追加して行うよう求めていることを受け、きょうに加えてあすも3時間の開催を提案。あすは締めくくりの質疑と採決を行い、その日のうちに予算案の再修正案を上程して、採決したいとしていて、年度内の成立を期す方針。立憲民主党は審議時間が不十分で採決は受け入れられないとし、あすの集中審議の審議時間を増やすよう求めた。また野党側は石破首相が予算案成立後に強力な物価高対策を打ち出す考えを示したことに反発しており、石破首相はきょうの集中審議の冒頭で発言の真意について説明することにしている。石井氏と斎藤氏はきょうも会談予定で、採決をめぐる与野党の調整が大詰めを迎えている。与野党が今月末までに結論を出すことを申し合わせている企業・団体献金の扱いは衆議院特別委員会で議論が続いている。自民党が提出した透明性を高める法案、立民・維新などが共同提出した寄付を全面的に禁止する法案が審議されているが、隔たりが埋まらず、与野党双方から一定の方向性を示す必要性があるとして、公明・国民民主がまとめた規制強化の案をもとに議論を継続すべきとの指摘も出ている。今月末までにどのような結論を出すか、与野党で調整が行われる見通し。
創業90年のお米屋さん。店頭に貼り出されたのは、苦しい胸の内。当面、閉店することを決めた。こうした中で、政府の備蓄米の2回目の入札が始まった。閉店を決めた老舗コメ店の経営者。仕入れ先から必要な量のコメを確保できなくなり、備蓄米を調達できる見通しも立たなかったとのこと。影響は、学生の胃袋を支える学食にも。京都大学では、ごはんを使ったメニューを中心に、今月だけで2度の値上げに踏み切る。
コメの価格高騰が続く中で、政府の備蓄米の2回目の入札が26日から行われている。今回は7万tが対象。1回目の入札で落札された14万t余りは、業者への引き渡しが進んでいる。都内に本社がある大手卸売り会社は、27日から、首都圏を中心としたスーパーなどに向けて備蓄米の出荷を始め、早いところでは、28日から店頭に並ぶ見込みだとしている。販売に向けた準備も。日本生協連では、今月下旬以降、関東や関西の10の生協の店舗で店頭に並ぶ予定。25日は関東地方で展開する生協の1つと打ち合わせが行われた。この日、打ち合わせをした生協の店頭での価格は、5kg当たり税込みで3000円台半ば〜後半になるという見通しを確認した。飲食業界では、備蓄米を店舗で使用するか検討する動きも出ている。大手牛丼チェーンでは、複数の品種をブレンドした備蓄米の試食会を実施。サンプルとして調達したものと従来のコメを食べ比べた。
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- 北海道日本生活協同組合連合会生活協同組合
沖縄慶良間諸島に広がる美しい海。ケラマブルーとも呼ばれている。この海から80年前の、アメリカ軍が上陸し、沖縄で地上戦が始まった。戦争を経験した人たちが少なくなり、移住者も増える中、島で何があったのか、せめて知ってほしいと、戦争を経験していない世代が語り継いでいる。アメリカ軍が沖縄戦で最初に上陸した座間味村。26日、慰霊の式典が行われた。激しい地上戦が繰り広げられた沖縄戦。命を落とした人は20万人を超え、県民の4人に1人が犠牲となった。ただ、座間味村では戦争体験者の高齢化で、話を聞くことが難しくなっているだけでなく、移住者も増えていて、記憶の継承が大きな課題となっている。そこで26日、移住者や観光客も参加して、体験者の話を聞くワークショップが開かれた。このワークショップを企画した宮平賢さん。祖父や祖母など5人が、いわゆる集団自決に追い込まれ、亡くなった。記憶の風化に危機感を感じていて、親戚などから話を聞き、観光客などを戦跡に案内する活動も行っている。
関西電力が福井県にある高浜原子力発電所の敷地内に設置を計画している使用済み核燃料を空気で冷やして一時的に保管する乾式の貯蔵施設について、原子力規制委員会は計画に問題はないとして審査に事実上合格した。福井県にある関西電力の3つの原発に溜まっている使用済み核燃料について、関西電力は2027年度以降青森県の再処理工場などに搬出を始める計画で、福井県はおととい計画を容認したとのこと。実際に施設を設置するには、今後県や地元の高浜町の事前の了解などが必要になる。また、東北電力が宮城県にある女川原発の敷地内で設置を計画している乾式貯蔵施設についても、原子力規制委員会は事実上合格とした。
センバツ高校野球の準々決勝、第1試合で花巻東と健大高崎が対戦。健大高崎が勝利し準決勝進出となった。
第97回選抜高等学校野球大会準決勝のカードを紹介した。
eスポーツフォーラムが都内で開催した。国際オリンピック委員会の責任者は新たな大会を2027年サウジアラビアで開催。2年ごと開いていく方針。大会では、体を動かしてオンラインで競うバーチャルスポーツなど3つでカデコリー競い合う。eスポーツの参入についてIOC は新しいそうにリーチしてオリンピックの価値を伝えて行く必要があるとした。
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- 中央区(東京)国際オリンピック委員会
国内外で注目されている技術の人工赤血球。研究を指導するのは、県立医科大学の松本雅則さんのチーム。救急医療に欠かせない輸血にとって革新的な技術になるという。人工赤血球のメリットは常温で長期保存ができ、血液型をとわない。人の赤血球は、ヘモグロビンと呼ばれるタンパク質の膜が覆っている。この膜が時間とともに劣化しやすいために、輸血用の血液は長期保存が困難。さらに、膜によって決まる血液型で輸血の組み合わせに制限がある。人工赤血球は人の血液を材料に、膜だけを人工物に取り替えている。赤血球の膜の交換が今までの輸血の課題を解決した。今までは、巨大な冷蔵設備を積むことができないドクターヘリや救急車などには、輸血用血液を打ち込めなかった。さらに病院に搬送した後も、血液型の検査に時間がかかっていた。すぐに輸血ができないことに医師たちは危機感を抱いていた一方、人工赤血球は常温保存が可能で血液型問わないために、迅速に輸血することができる。医療技術を実用化するためには製造した後に人の体で安全性を確かめる知見を経る必要がある。現在、人工赤血球は治験を行う段階にまできている。松本さんたちは今年中に病院での治験を実施する予定。今は本番さながらの訓練を行っている。しかし想定しきれない課題が次々に出てきたという。
為替と株の値動きを伝えた。
アメリカのトランプ政権のもと、予算が削減されるなどで研究が難しくなった科学者に対し、フランスの複数の大学が相次いで受け入れを表明し注目される。トランプ政権は、政府の研究機関で環境や医療分野などの予算や人員削減を掲げ、アメリカの研究者の間では危機感が広がっている。フランスの大学・高等教育機関ではアメリカ研究が脅かされている研究者の受け入れを相次いで表明。技術者を養成するフランスの名門校のサントラル・シュペレックは、基金財源に300万ユーロを活用し研究者の受け入れを表明した。
アメリカのトランプ政権の影響について、NHKが国内の大手企業100社にアンケート調査を行ったところ、回答した企業の35%が、事業や収益にマイナス、またはどちらかといえばマイナスと答えた。去年12月〜1月にかけて、同じ企業を対象に行った調査から5ポイント増加した。トランプ政権による関税の引き上げを理由に挙げる回答が多く、企業の間では、対応を実施、あるいは検討する動きも見られる。
来月13日に開幕する大阪・関西万博で日本の観測隊が南極で発見した隕石が火星の石として展示されることになり、都内の施設から万博の会場に向けて運び出された。万博会場では2000年に日本の観測隊が南極で発見しその後の分析で数万年前に火星から地球に飛来したことが確認された隕石が火星の石として展示される。重さは13キロ、ラグビーボールほどの大きさで火星由来の隕石としては世界最大級だという。火星の石の一般の公開は初めてでことし10月の閉幕まで政府が出展するパビリオンの日本館で常時展示される予定。
かつて奈良県の大和郡山市では、日本全国を舞台に活動した少女歌劇団があったという。しかし映像などは残っていないというが、この歌劇団に魅せられた大学教授が実際の公演を再現までを追った。京都文教大学の鵜飼正樹教授が25年前に京都の古本市でポーズを取る少女がうつる歌劇座のはがきのセットを見つけ、興味を抱き様々な資料を集めて研究をしている。大和郡山市立図書館で見つかった1937年の公演と思われる写真がある。大正10年から昭和30年代にかけて活動し、九州から北海道にかけて全国を巡業していたという。さらに公演をみていたという人にも出会えた。レッスンを見たという人々はバレエのようなきれいな衣装でレッスンをしていたなどと話したという。調査をする中で鵜飼教授は早稲田大学の演劇博物館の資料の中に日本少女歌劇団座の台本を発見。戦後の占領下の日本でGHQが演劇の台本の検閲を行っていたがその検閲された台本の一部が、アメリカの大学で長く保管され奇跡的に残っていたもの。その台本の中には気になる役どころがあり、その劇団にいた人が行ったという役らしき記述があった。石永美代子さんは元劇団員の女性。鵜飼教授が台本の歌を読み上げると女性は記憶が蘇ってきたという。そしてイベントではそのフィナーレ部分を再現したという。
長崎県五島市の港では、転勤などで島を離れ新しい生活をスタートさせる人たちが見送りの人たちと別れを惜しむ光景が見られた。親の転勤で島を離れる男の子は、きょうを大事にしたいと思うと話した。
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- 五島市(長崎)
秋田市では、この春から秋田県内の企業で働く新入社員の合同入社式が開かれた。秋田市の企業などで作る、秋田雇用開発協会が毎年この時期に開いていて、この春から地元の35社で働く81人が出席し、社会人としての新たな一歩を踏み出した。
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- 秋田市(秋田)
金沢市で行われたのは、災害救助犬の審査会。能登半島地震で活動した救助犬も参加した。災害救助犬は、地震で倒壊した住宅などの下敷きになって逃げ遅れてた人がいないか、探し出す訓練を受けている。審査会では、災害現場の不安定な足場や暗闇を想定して、人の指示に従いながらシーソーを渡れるかや、トンネルの中を通り抜けられるかなどがテストされた。瓦礫の中の人を捜索する審査では、注意深く匂いを嗅いで回り人を見つけ出すと吠えて居場所を知らせていた。
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- 石川県救助犬協会連合会金沢市(石川)