水戸黄門で助さんのモデルになったのが水戸藩に仕えた学者、佐々宗淳だった。徳川光圀の指示で全国の寺や公家などを訪ね、各地の史料を調査していたという。調査をもとに編纂されたのが歴史書「大日本史」で、全231冊にのぼる。歴代天皇と主要人物の事績がまとめられている。責任者を務めたのが安積澹泊で、水戸黄門における格さんのモデルとなった。光圀が生きた時代に戦乱はなく、武士は行政に携わった。新時代に新たな歴史書を編纂することで後世に名を残そうとした。
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