静岡の一軒家。台所には複数の電球が下がり、窓には緑の断熱材。住人の村松さんは無職で、節約生活をしている。無いと困るのが蒸し器。10年前に大病を患い、台所に立つようになった。扇風機は電球と連動。バナナの皮は乾燥させて土に返す。
村松さんは本人曰く「流されて漂ってきた人生」だという。就職して中古の家を購入し、高金利のローンでボーナスは消えた。彼女とは自然消滅。バブル崩壊でリストラに会い、体重は100kgを超えた。56歳で心筋梗塞となり、初めて台所に立った。台所は次第に生きていることを実感する場所になった。
村松さんは本人曰く「流されて漂ってきた人生」だという。就職して中古の家を購入し、高金利のローンでボーナスは消えた。彼女とは自然消滅。バブル崩壊でリストラに会い、体重は100kgを超えた。56歳で心筋梗塞となり、初めて台所に立った。台所は次第に生きていることを実感する場所になった。