心筋梗塞を発症する魔の時間帯。まずは朝の原因を探る。鈴木さんは10年前の10月、朝に心筋梗塞を発症。朝5時に外出、気温は約10℃。胸が締め付けられる痛みに襲われ呼吸困難の状況に陥った。救急搬送され判明したのは心筋梗塞。心臓にある冠動脈がつまり心臓の筋肉が壊死してしまう病。モーニングサージは朝方に血液が急上昇する状態。起床時は活動のために血圧が上がるが、様々な要因が重なるとさらに血圧が急上昇を招く。脆くなった血液では血管壁に傷つき血栓が作られやすくなり心筋梗塞の危険が増す。鈴木さんの心筋梗塞も起床後のモーニングサージが関係している可能性がある。モーニングサージにつながる要因は当日の朝の行動にあった。1つ目の落とし穴は起き上がった直後に布団を片付ける。冬場は布団から出るだけで20℃以上の温度差が生じる。寒さを感じると血管が収縮し血圧の急上昇を招く。温度差による血圧の大きな変動がヒートショック。起き上がった直後に布団を持ち上げる力作業は活動量を上げるため、さらに血圧の急上昇を繋がる。目が冷めた時、布団の中で2~3分手足をバタバタさせてから活動する。2つ目の落とし穴。外と室内では10℃以上の温度差が生まれヒートショックの危険がある。外出時に大切になるのが首元のマフラーと厚手の上着で防寒対策を行う。首には太い血管が通っており寒さを感じると血圧が上がりやすい。2つ目の落とし穴は防寒対策をしていなかった。
