来月成年を迎えられる秋篠宮家の長男、悠仁さま。きょう国際昆虫学会議で悠仁さまが関わった研究内容が発表された。国際昆虫学会議で発表されたのは皇居のトンボ相というタイトルの研究。悠仁さまは4人の研究者と共に研究に臨み、皇居内のトンボの生態についてポスターを掲示する形で発表された。悠仁さまは去年11月にはほかの研究者と共同で「赤坂御用地のトンボ相」というタイトルの学術論文を発表されている。赤坂御用地内で見つかった38種のトンボのうち2種は絶滅危惧種だったという内容で悠仁さまみずからがかつて撮影したトンボの写真を掲載された。悠仁さまがトンボと初めて触れ合われたのは幼少のころ。2歳の誕生日に合わせて公開された映像では那須御用邸で秋篠宮さまからトンボを差し出され、少し戸惑いつつもそっと手に取り満足そうな表情を浮かべられた。その後、生き物への興味を深めていく中でトンボはその中心に。小学校高学年から始めたトンボ類とその生息環境の調査は高校生になっても続けられていた。その研究が去年、論文として実を結び、さらに今回の国際学会でのポスター展示にもつながったという。