愛媛県が発行した「家事シェア推進冊子」は、妻に偏る「家事」をシェアするという意識を醸成したいということから作成された。家事シェアとは、分担するのではなく、悩みや工夫を分かち合い家事を共有すること。夫婦がともに主体的に家事に関わることが重要だという。家事をやってくれた相手に対して、敬意が伝わるような言葉を「神ワード」、気持ちをさかなでしたり、主体性に欠けたりする言葉を「地雷ワード」としている。街では、地雷ワードとして、メニューを決めるときの「簡単なものでいいよ」などといった言葉や、頼まれたことを「今やるよ」と言いながらすぐにやらないことなどが挙がった。多くの女性から不満があがったのは、「〇〇でいい」。40代女性は、私を主語にして伝えるように、家族みんなで意識しているなどと話した。