世界ランキングを見るとメダル獲得に向け避けて通れないのがヨーロッパ勢。東京五輪で張本の前に立ちはだかったのもヨーロッパの選手だった(男子シングルス4回戦敗退)。張本選手は東京五輪を「おおきなくくりでいうと失敗」などと語った。去年2月、東京五輪男子団体銀メダルの強豪ドイツで武者修行。ヨーロッパのパワー卓球。その本場で経験を積むことで東京の失敗を払拭し新たな成長曲線を描き始めた張本。パワー卓球に慣れて恐怖心を克服。今年1月の全日本選手権決勝、相手は去年化粧で敗れた戸上隼輔。ゲームカウント1-3から…6年ぶり2度目の日本一。張本選手あH「自分の力を出し切る、その先にいい色のメダルが待っていればなおさらいいと思う。自分がやるべきことをやりたい」などと語った。