- 出演者
- 渡辺広明 堤礼実 上中勇樹 黒瀬翔生 馬渕磨理子
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
現在日本の南にある台風7号は明日には暴風域を伴い小笠原諸島に接近する予想、台風7号はその後も北上して15日には強い勢力に発達し16日には勢力を維持しながら関東に接近・上陸する恐れがある。16日から17日にかけて東日本から北日本の広い範囲で警報級の大雨や暴風、高波、高潮になる恐れがある。交通にも影響が出る可能性がありJR東海は今後の台風の進路や勢力次第では16日〜17日にかけ東海道新幹線の全線もしくは一部区間で計画運休や運転見合わせなどを実施する可能性があると発表。それに伴い山陽新幹線でも直通列車の行き先変更や運転とりやめの可能性がある。一方高速道路でもNEXCO中日本は16日はお盆による大きな渋滞が予想される中、通行止めや交通規制を実施する可能性があるとしている。最新の台風情報や列車の運行情報などに注意が必要。
連休明けのきょう、前日のニューヨーク市場でハイテク株が上昇した流れを受け東京株式市場では1200円以上値上がりの3万6000円台を回復した。今週は米国で7月の消費者物価指数など重要な経済指標となる発表が控えていることか、場合によっては波乱含みとなるリスクがあるとの見方も出ている。日銀の追加利上げ決定に加え先月から15円を超える円高進行など金融市場では波乱の夏を迎えている。こうした中為替と株価の影響がにじみ出たのは大手商社の決算で先週過去最大4400円以上の大暴落となった株価を「線状降水帯」に例えた伊藤忠商事・鉢村剛副社長は直近のあれる市場については「極端な乱高下状況に左右されない考え方で見るべきだ」との考えを示した。オーストラリアに所有する炭鉱の一部売却益に加え円高の影響も追い風となった三菱商事は為替については日米の金利差が縮小するという方向感で、今後はやや円高方向に進む可能性が高いのではとする見解を示し5月時点で1ドル143円とした想定為替レートについても「現時点で大きく見直す必要はない」とした。また火力発電事業の売却と円安などで増益となった三井物産は為替による業績への影響は限定的とし「緩やかに円高が進捗していく、これが日本の経済マーケットにとってベストなシナリオ」などとの見解を示した。
経済アナリストの馬渕磨理子さんの解説。5大商社はこれまで為替レートを140円台で想定していたがそれよりも決算段階では円安水準になったので業績押し上げに寄与している。三井物産は1円の為替変動で利益は34億円のプラスに動く見通し、他にも円安をバネに多くの企業が好決算となっていてトヨタの決算では為替益は3700億円となっている。足元では日銀の追加利上げなどを背景に円高にふれる局面もあったが130-140円台水準は歴史的には十分円安で企業業績にはプラスになる。一番重要なのは本業で稼ぐ力を高めることで商品の付加価値を高め利益率を高めていくことが求められている。下期に向けては直近の株価の乱高下で市場関係者・経営者には利上げでの景気の冷え・デフレへの逆戻りがよぎったが日銀内田副総裁の市場不安定な状態で利上げすることはないとの発言で落ち着いたようにみえる。9日時点でTOPIXの95%ほどが4月ー6月期の決算を発表したと報じられているが営業利益は前年同月に比べ10.9%増となっている。営業利益の上方修正した企業数は下方修正数より大きく上回っていて足元の企業決算が強いことを示す。輸出企業は円安恩恵、内需型のサービス業もインバウンド需要を謳歌、値上げした食品企業や鉄道、メガバンクなども好業績が目立つ。先のアメリカ大統領選挙などのリスクはあるが日本企業全体の通期見通しは増益着地とみているということ。
日銀が発表した企業の間で取引されるものの価格を示す7月の企業物価指数の速報値は2020年の平均を100とした水準で123.1だった。前の年の同じ月と比べて3.0%上昇、8か月連続で過去最高を更新、3%台は去年8月以来。前の月と比べても0.3%の上昇となり6か月連続で伸び率が拡大した。政府が負担軽減策として支給していた電気ガス料金の補助金がいったん終了したことや、豚肉などの農林水産物が値上がりしたことが物価を押し上げた。
米国の大統領選挙を巡り、トランプ前大統領は12日、実業家のイーロンマスク氏とSNS上で対談した。対談はXで音声のみで公開され、予定時刻から約40分遅れで開始。両氏はハリス副大統領を「極左」などと批判したほか、マスク氏は「あなたが勝利することが国のために不可欠だ」と持ち上げた。またトランプ氏はマスク氏のテスラ社が手掛けるEVについて「素晴らしい製品を作っている」と称えた一方で「誰もがEVを持つべきではない」と主張した。さらにトランプ氏が福島第一原発事故などを例に「原子力が最大の脅威」と指摘したのに対し、マスク氏は「原子力は実は最も安全な発電方法の一つ」と反論し、福島の野菜を食べた経験などを語る場面もあった。
今月6日から実証実験として始まったのは、お米の仕入れから精米・配送を一括で行うサービス「丸の内精米店」。大手不動産・三菱地所が丸の内エリアの飲食店を対象に提供している。食材費・人件費・エネルギー価格などによるコスト増加で厳しい状況の飲食店。そこで多くの店舗で取り扱っているお米に注目した。農家から直接玄米を一括で仕入れ、丸の内のオフィス街のど真ん中に構えた店で精米し、袋詰め後各店舗に配送。飲食店は精米したてのお米を少量から注文可能。将来的にはお酒など他の飲食料品にも広げ、丸の内エリアで三菱地所のビルに入居する多くの飲食店にサービスを利用してもらいたいという。佐々木統括は「サービスを店舗に喜んでもらって、その先のワーカーに喜んでもらえるところが、結果として丸の内エリアの価値最大化に繋がっていくというメリットがあるのでは」と話した。
三菱地所の精米店について消費経済アナリスト・渡辺広明氏に話を聞いた。飲食店は共同仕入れによって従来と同等もしくはそれ以上の品質のお米をよりリーズナブルに購入できるかもしれない。これまで精米店や飲食店が独自に仕入れを行っていたが、物流トラックが集約できることにも大きな意味があるのではないか。ビジネスにおけるラストワンマイルの取り組みとしては適切で、エリアを絞っているため、トラックの代わりに自転車などで納品も可能になるのではないかと思う。今回は産地からトラック物流のスタートだったが、将来的には貨物列車などにモーダルシフトすればCO2排出削減にも繋がるのではないか。外食産業は34兆円を超える市場規模を誇っているが、店舗や食堂への納品は出荷量が少なく、物流の効率化はかねてからの課題だった。今回は多くの飲食店が共通で扱うお米に着目して精米したての新鮮な白米を提供するが、先々はお米以外の食料も共同で仕入れを手掛けることにより、飲食店のコスト削減が更に進むことになるのではないか。この取り組みを成功させることでエリア別の物流プラットフォームが全国に広がることを期待したいとした。
台湾を訪問中の自民党の石破元幹事長ら与野党の議員団が頼清徳総統と会談し、いわゆる「台湾有事」への備えなどを巡り意見交換した。石破氏は「価値観を共有する日本と台湾が協力していければ幸いだ」と呼びかけた。
詰めかけた大勢のファンに迎えられ、羽田空港に帰国した日本選手団。日の丸のニット帽を被って登場したのはパリ五輪の新種目ブレイキン女子で初代女王に輝いたAMI/湯浅亜実。金メダルを手に満開の笑顔で凱旋。スケートボード女子パークで2大会連続の銀メダルとなった開心那。スポーツクライミング男子ボルダー&リードで銀メダルを獲得した安楽宙斗。東京大会から加わったアーバンスポーツ。パリ大会でも日本勢が大きな存在感を放った。男子高飛び込み銀の玉井陸斗と近代五種男子の佐藤大宗。どちらもオリンピックに競技が採用されて100年以上。その中で初の表彰台を掴んだ2人もファンの歓声を一心に堂々の帰国を果たしている。成田空港では陸上チームや日本勢20年ぶりのメダルを獲得したセーリング混合470級の吉岡美帆・岡田奎樹、メダルラッシュに沸いたレスリング代表らが凱旋した。その中で花束を受け取ったレスリングの鏡優翔。女子最重量級で日本人初金メダル獲得。鏡のリュックにはサキドリくんがついていた。実は鏡は3月の取材で「リュックにつけていこ!日本人初の最重量級金メダルを必ず獲得します!」と話していた。ダブルでの有言実行となった。
卓球日本代表はさきほど、帰国会見を行った。メダルを逃した張本智和は、オリンピックの舞台でなければ感じられないものがあった、あの雰囲気でプレーできただけでもいい経験になったなどと話した。張本美和は、会場の雰囲気に飲まれず、自分のペースで試合をすることができたなどと話した。早田ひなは、金メダルを取るにはまだまだやることがあって、まだまだ甘いと感じたなどと話した。日本でやりたいことについて、篠塚大登は、卓球のとこは考えに、休みたいなどと話した。戸上隼輔は、吉野家が食べたいなどと話した。張本智和は、アラームをかけずに寝ることが一番休みだと感じるなどと話した。平野美宇は、焼肉と甘いものを制限なく食べたいなどと話した。張本美和は、プールで遊びたいなどと話した。早田ひなは、挑戦者であるという気持ちは変わらない、これからの4年間、自分と向き合って突っ走っていきたいなどと話した。
水泳連盟100周年記念イベントに、競泳の池江璃花子が登場した。3度目となるオリンピックでは、個人種目のほか、メドレーリレーにも出場し、アンカーとして5位入賞に貢献した。池江璃花子は、悔しい気持ちもあるし、病気から4年で世界12位まで戻ってこられたという気持ちもある、4年後のロサンゼルスオリンピックに向けても楽しみになったなどと話した。
左手の骨折から57日ぶりに復帰したドジャースのベッツ。離脱前と変わり、きょうの試合では、1番大谷翔平、2番ベッツ、3番フリーマンとなった。3回、1アウト3塁で大谷に打席が回るも、セカンドゴロに倒れた。続くベッツが155キロのストレートを捉え、67日ぶりとなる先制2ランホームランを放った。5回、大谷は、アウトコースのストレートを左中間に運び、36号2ランホームランを放った。ホームラン数で、リーグ単独トップに立った。7回には、フォアボールで出塁した大谷が今季33個目の盗塁を決めた。ベッツがタイムリーヒットを放った。試合は、ベッツと大谷が全打点を叩き出し、ドジャースが勝利した。
オリックスと楽天の試合。楽天の早川隆久は、変化球を投げ分け、オリックス打線を抑えた。ランナーを出してもダブルプレーで切り抜け、3年ぶりの完封勝利をあげた。
日本ハムとロッテの試合。ロッテの小島和哉は、序盤からテンポよくアウトを重ね、8回3安打無失点の好投を見せた。チームトップタイの8勝目をマークした。
広島とDeNAの試合。DeNAの東は、序盤から丁寧なピッチングで、6回途中まで広島にヒットを許さなかった。ピンチを迎えた8回も、ピッチャーゴロで、8回無失点とし、9勝目をあげた。
ヤクルトと中日の試合。中日の高橋宏斗は、最速156キロのストレートで三振を奪うなど、ヤクルト打線を抑え込んだ。6回には、バッターとしてタイムリーヒットを放った。6回2失点7奪三振で、自身初の10勝目をあげた。
巨人と阪神の試合。阪神の森下翔太は、プロ初の4番に起用され、先制2ランを放った。その後同点となり、7回、チャンスで、20試合ぶりにスタメン起用された渡邉諒が走者一掃のタイムリー2ベースを放った。試合は、阪神が勝利した。