子どもから学校に行かないと言われたら大人は、理由ばかりが気になってしまう。しかし「どうして学校に行かないの?」という言葉が子どもたちを傷つけていた。近年学校に行かない子どもの増加を受けて文部科学省では「学校に通うことが全てではない」ということを示している。吉井健治は「子どもが学校に行かない、行けない事で率直に心が傷んだ。居場所を見つけて通うことによって新しい自分を獲得していくことができるので、学校に行かないことも選択肢と考えてよいのではないかと思う。居場所を作るのは大人側の責任」などと話した。その場としてあるのが、教育支援センターと民間のフリースクール。教育支援センターは学校復帰や自立を目的に活動している。フリースクールは学校に通う子ども達が通う民間の学びの場。子どもたちには安心して過ごせる居場所が大事になってくる。