再選を果たした兵庫県の斎藤元彦知事が1か月半ぶりに県庁に登庁した。就任会見で繰り返したのは感謝の気持ちと謙虚な心という言葉。注目の2期目がスタート。19日朝、自らのSNSに投稿した斎藤元彦知事。午前10時ごろ、支持者らが出迎える中、深々と頭を下げ、兵庫県庁に姿を現した。知事としては9月27日以来、約1か月半ぶりの登庁。その後、出迎えた県職員ら約1200人を前に。パワハラ疑惑などで告発を受けた斎藤知事は今年9月、県議会から全会一致で不信任決議を可決され失職。出直し選に臨み110万票あまりを獲得して知事の座に返り咲いた。一方、来週月曜日には、斎藤知事の疑惑などを調査する百条委員会の証人尋問がある。ただ斎藤知事は全国知事会への出席を理由に、欠席する可能性があるとしている。