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「新宿区保健所」 のテレビ露出情報

新型コロナが大流行した当時、全国の保健所では業務が逼迫し、原因となったのが医療機関から患者の情報を知らせる発生届がFAXで大量に送られて来たことだった。当時保健所は紙ベースでの情報の処理に忙殺されて感染者の情報把握に手間と時間がかかっていた。これを解消しようと国はHER-SYSというシステムを導入し患者の情報を医療機関がリアルタイムで報告できるようにした。感染症の発生届は感染症法に基づき医師が保健所に届け出を行い、保健所は報告を受けて患者の調査を行う。HER-SYSは新型コロナ専用のシステムで去年3月に稼働を停止しているが、新型コロナ以外の感染症もオンラインで報告できるシステムが構築され、国はおととし4月に医療機関に対してオンラインシステムを使った届け出を努力義務化した。東京と全国の政令指定都市の51の保健所に取材したところ、45の保健所ではFAXが使われていることがわかった。新宿区保健所ではコロナ禍の時は医療機関の8割以上がシステムで報告していたが現在はシステムの活用が1割未満になっている。理由として、システムが電子カルテと連動しておらず別のPCで手入力で転機する必要があるという。またこの他にも、感染状況がリアルタイムで現場に還元されない、協力金が支払われないなど医療機関側にメリットがない、感染が逼迫した状況になく必要に迫られていないなどの理由が挙げられる。保健所としてはシステムを使ってほしいとしており、医療機関からFAXで届いた情報を保健所が代理でシステムに入力することをしなければいけなくなる。これについて厚生労働省は、FAXに戻っているとは承知していない、平時から医療機関に使ってもらえるようシステムの改修を行い、利便性の向上を図るなど利用が浸透するよう取り組むとしている。東邦大学舘田一博教授は、国が財政やマンパワーなどのサポートなど色んな戦略を工夫しながら進めていくことが大事だと話した。
住所: 東京都新宿区歌舞伎町1-4-1
URL: http://www.city.shinjuku.lg.jp/

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月17日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
東京・新宿区の新宿区保健所。FAXで送られてくる感染症の発生届を職員が手作業での情報入力に追われていた。コロナが大流行していた頃、全国の保健所では発生届がFAXで大量に送られてきて業務が逼迫。国はオンラインシステムを導入しデジタル化で負担軽減を図った。オンラインシステムは、新宿区保健所でも当時医療機関の8割以上で使用されていたがいまは1割にも満たない状況。な[…続きを読む]

2025年5月17日放送 5:00 - 5:10 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース・気象情報)
東京・新宿区の保健所では、コロナ禍の際に8割以上の医療機関がオンラインで感染症の発生を届け出ていたが、現在は多くがFAXに逆戻りしてしまった。国のシステムは診療用の電子カルテと接続されず、別のパソコンを立ち上げ入力する必要がある。感染状況もすぐに共有されず、医療機関側はメリットを感じないという。取材したクリニックの院長は「たまに1件だと手軽さは紙の方が勝って[…続きを読む]

2025年5月14日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
東京・新宿区の保健所では、コロナ禍の際に8割以上の医療機関がオンラインで感染症の発生を届け出ていたが、現在は多くがFAXに逆戻りしてしまった。国のシステムは診療用の電子カルテと接続されず、別のパソコンを立ち上げ入力する必要がある。感染状況もすぐに共有されず、医療機関側はメリットを感じないという。取材したクリニックの院長は「たまに1件だと手軽さは紙の方が勝って[…続きを読む]

2025年4月29日放送 21:00 - 21:54 日本テレビ
ザ!世界仰天ニュース(まさか!!デリバリーで集団食中毒)
2021年4月1日、新宿区保健所に腸管出血性大腸菌O157による食中毒が発生したと連絡が入った。担当した女性は2年目の新人で着任した処置にのことだった。腸管出血性大腸菌は主に牛の腸管の中に生息していて、牛の体にも付着している菌。ヒトの口から体内に入ると毒性の強い物質を出し、大腸をただれさせ血便や激しい腹痛を起こす。溶血性尿毒症症候群を発症すると高血圧や意識障[…続きを読む]

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