農業面からウクライナを支援に取り組んでいるのが衛星を活用し農業支援を行っているスタートアップ「サグリ」。衛星の画像データと独自開発したAIを使って自動的に区画を抽出するシステムを開発している。さらに衛星データを活用し、この区画を元に土壌内の窒素量を解析する仕組みも作っている。土壌内の窒素量が分かれば効率的に肥料をまくことができ、生産コストを下げられるとのこと。このシステムは10月をめどにウクライナで試験的に導入する予定だという。ウクライナは国土の7割が農地の農業大国であり、サグリは農業支援こそがウクライナの復興につながるとみている。