長い歴史を誇る伝統工芸を取材。東京・新宿区、高層ビルが建ち並ぶこの街には、江戸時代から続く染めの技法が今も受け継がれ、東京都の伝統工芸品にも指定されている。現在も染め物工房が点在している新宿は、神田川や妙正寺川など水が豊富で染めた布を洗い流すのに適していたことで、染め物の中心地となっていったという。江戸更紗染めを体験。染の里おちあい・小川学案は魅力について、「たくさん型紙を使って、違う色をどんどん重ねていって、絵画のように絵が出来上がっていく街全体を染め物のギャラリーにして染める「染の小道2025」が21日から開催される。