北海道・札幌市はきのう26.1度と4月としては1877年統計開始以来最も早い夏日となった。真夏日を観測したのは新潟県。三条市では32.5度、関川村下関では30.8度、長岡市では31.4度を観測するなど県内だけで6地点で真夏日となった。秋田県・横手市では30.7度、山形県・鶴岡市でも30.2度と真夏日になった。全国では303地点で夏日、428地点で今年最高気温を観測した。なかには4月にも関わらず7月並みの気温となったところもあった。1か月の平均気温の見通しは全国的に気温が高い。4月でも夏日・真夏日が続いた場合には熱中症に注意が必要。こまめな水分補給や体温調節しやすい服装をするなどの対策を。さらにきょうから「黄砂」が飛来。あすは全国に広がる。環境省によると黄砂はアレルギー症状との関連があり、目のかゆみ、鼻水などを引き起こす可能性があるとのこと。黄砂対策としては花粉と同じように吸い込まない、室内に取り込まないこと。窓の開閉を減らし、洗濯は部屋干しにする、マスクを着用するなど。今後の天気は春らしく周期的に変わる。きょうから明日にかけては天気急変のおそれがあり、急な雷雨に注意、などと伝えた。