衆議院選挙はきのう公示された。小選挙区289、比例代表176の合わせて465議席を巡って争われ、小選挙区で1113人、比例代表単独で231人の合わせて1344人が立候補した。前回3年前は1051人と今の制度が始まって以来最も少なくなったが、293人増えた。また、女性の候補者は314人で今の制度になってから最も多くなった。政党別の立候補者数の紹介。今回の選挙は、政治とカネの問題を受けた政治改革の在り方や、物価高対策をはじめとする経済政策、厳しい国際情勢に対応するための外交安全保障政策などが争点となる見通し。与党側は、政治の信頼回復に取り組む姿勢を示すとともに、政策を着実に進めるため、連立政権の継続が必要だとして過半数の確保を目指すことにしている。これに対し野党側は“与党を過半数割れに追い込み、国民生活に必要な政策を実現したい”と主張することにしていて、今月27日の投開票日に向けて、各党の論戦が本格化する。
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