非正規春闘の取り組みを日本労働組合総連合会としては、正規も非正規も同じように聯合の方針に基づいて賃上げを獲得してくとしている。全ての格差の是正に力を入れているので、少しでも縮まるよう取り組みを強化していくなどとした。男女間の賃金格差について経団連は、働き方改革をしないといけないとした。女性が家事労働にかける時間は、男性を1にすると日本では女性は5倍になるという。本当のイコールパートナーとなるように、権利と義務は男女間で等分にしないといけないため、男性も育児介護をやらないと行けないなどとした。そのため育児休暇を取るように言っているという。高齢者の待遇について、定年を過ぎて働く人の報酬が極端に低く各企業がしている。同じような仕事を定年後も続けるのであれば、それに見合った対価を払わないといけないとした。働き方は多様化していて、多様化に見合った制度を取らないといけないが、正規雇用の多様化も図らないといけないとした。芳野さんは、日本の成長の鍵になるのは多様性の尊重と考えている。1人1人を尊重できる社会を作っていくことが重要で、イノベーションを生み出しながら職場の改革をし、働きの価値に見合う処遇に持っていくのが重要だとした。新藤さんは、日本の高齢者の健康寿命が世界一で日本の65歳は世界で一番元気な人達なので、その人達が生涯現役の働ける社会を作ろうと定年制を廃止している企業もある。安倍内閣以降で、11年間で513万人生産人口は減ったが就業者は500万人増えている。そのうちの418万人は女性なので、新しい経済ステージは今とは違う仕組みでまだまだ余地があるなどとした。