日本銀行は、きょうの金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決定する見通し。マイナス金利解除に背中を押したのが、先週連合が発表した春闘の賃上げ率。今年は5.28%という高水準で去年を大幅に上回った。日銀が政策転換する条件とした賃金と物価の好循環がととのった形。丸高水産は、銀行に借り入れがあるため金利上昇で商品値上げの可能性もあるという。住宅購入者の中には変動型ではなく、あえて金利が高い固定型ローンを選ぶ人もいる。日銀は昼頃に結果を公表し、午後に植田総裁が会見する。
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