情報空間全体の多元性確保への貢献について。テレビの電波を全国に届けるためには、放送のネットワークが数多く必要。現状ではNHKや民放各局がそれぞれにこれらのネットワークを構築し、運用・維持管理を行っている。そのためには多大なコストが生じる。そこでNHKと民放が連携してネットワークを使えるよう、意見交換をしながら業界全体のコスト抑制に繋がるよう検討していく。稲葉さんは「放送というのは民主主義の発展に貢献しなければならない。情報空間について言えば、民放やNHKが共に発展しそれぞれ役割を果たしていくことが大事」と話した。