国内の大企業が今年度計画している設備投資の額は、昨年度の実績より20%余り増える計画。政府系の金融機関・日本政策投資銀行は毎年、大企業の設備投資計画を取りまとめていて、ことしは1600社余りから回答があった。それによると、国内の大企業が今年度に計画している設備投資の額は約21兆9000億円と昨年度の実績を21.6%上回っている。半導体関連産業でデータセンター向けの需要が高まっているほか、幅広い業種で自動化に向けた投資が増えているため。具体的には、化学が半導体や電気自動車向けの設備投資が増えることで昨年度と比べて34.1%増えるほか、運輸では人手不足に対応するための省力化投資などで21.2%増える計画。
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