- 出演者
- 清水敬亮 三條雅幸 今井翔馬 是永千恵 浅田春奈 野口葵衣
岸田総理大臣はあさってから中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンなどを訪問し、首脳会合や個別の会談に臨む。政府関係者によると、訪問には約50の日本企業が同行し現地企業などとの間でウランを含んだ資源開発や脱炭素技術・医療機器のデジタル化など幅広い分野の協力を確認する見通し。また、この地域への日本企業の進出を後押ししようと投資・貿易で損失が生じた場合に保険で補填する枠組みが設けられる方向で5年間で3，000億円規模とする案が出ている。中央アジアは天然資源が豊富で、歴史的・地理的な背景もあってロシア・中国が関与を一層強める動きをみせている。一方、日本も中央アジアとのハイレベルを含めた対話を20年続けており、官民一体で関係を深めることで経済安全保障の強化を図るとともに法の支配・自由などの基本的価値の共有にもつなげていきたい考え。
来月行われる立憲民主党の代表選挙で現職の泉代表は「自らが先頭に立って次の衆議院選挙での政権交代を目指したい」として再選に向けて準備を進めている。泉氏は近く党内のベテラン議員と会談することにしているほか、自らに近い議員とも島内情勢をめぐり協議を重ね、立候補を表明する時期を調整することにしている。代表選挙を巡っては党内に枝野前代表は野田元首相の立候補に期待する声が出ている。また、小沢一郎衆議院議員らは「泉氏が代表のままでは他の野党との連携が進まず、政権交代は困難」として泉氏以外の候補者の擁立を目指している。一方、代表選挙の具体的な日程について党執行部は自民党の総裁選挙が来月行われることも踏まえ、来月後半に投開票を行う方向で調整を進めており、きょうの両院議員総会で決定したい考え。
おととい、日経平均株価の下落幅が4400円余りと過去最大となった東京株式市場。きのうは一転して値下がりした銘柄を買い戻す動きが広がり、日経平均株価は終値で3200円余り値上がりして、過去最大の上げ幅となった。株価の急激な変動について、ソフトバンク・宮川潤一社長は「（株価の）急激な上昇・下降はいろんな方々が大混乱する、できればならないほうがいいだろう。稼ぐ力を示して結果を出していく」、キリンホールディングス・南方健志社長は「短期間でこれだけ変動して、誰もが不安に思っている状況だと思う。こういう環境変化に強い事業構造を持っておく必要がある。あまり一喜一憂することなく（事業を）進めていきたい」と述べた。
関係者によるとホンダとスズキは、総排気量が50cc以下の原付きバイクの生産を終える方向で検討している。原付きバイクは来年11月以降、排ガス規制が強化され、現在のエンジン性能のままでは新たな生産ができなくなる。両社では、規制に適合する原付きバイクの開発は技術的に難しいうえ、市場が縮小する中、新たな投資をしても採算が取れないと判断したとみられる。原付きバイクの国内での生産は現在、ホンダとスズキのみが行っていて、規制の強化に伴い終了する見通しとなった。一方で、規制の強化に伴い警察庁は、原付きバイクについて最高出力を制御した125cc以下のバイクを区分に加え、原付き免許で運転できるよう規制を見直す方針で、各社はこうしたバイクや電動バイクの開発や生産を行うことにしている。
国内の大企業が今年度計画している設備投資の額は、昨年度の実績より20％余り増える計画。政府系の金融機関・日本政策投資銀行は毎年、大企業の設備投資計画を取りまとめていて、ことしは1600社余りから回答があった。それによると、国内の大企業が今年度に計画している設備投資の額は約21兆9000億円と昨年度の実績を21.6％上回っている。半導体関連産業でデータセンター向けの需要が高まっているほか、幅広い業種で自動化に向けた投資が増えているため。具体的には、化学が半導体や電気自動車向けの設備投資が増えることで昨年度と比べて34.1％増えるほか、運輸では人手不足に対応するための省力化投資などで21.2％増える計画。
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インフラの海外展開を支援する国土交通省所管の官民ファンド・JOIN（海外交通都市開発事業支援機構）は、海外で投資を行った鉄道整備などの事業を巡り、ことし3月までの1年間の決算で799億円の損失を計上した。この問題を受けて、国土交通省が設けた有識者会議の初会合がきのう開かれた。会議では、リスク管理にあたり民間企業のノウハウを生かすべきではないかとか、ファンドの役割を再定義する必要があるのではないかといった意見が出され、年内をめどに報告をまとめる方針を確認したという。
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パリのスタジオに体操男子団体の5人が生出演。キャプテンの萱選手は「少しずつ実感が沸いてきたというかオリンピクの金メダルは僕の夢でもありましたのでそれが叶ってふわふわしていたのが少しずつ落ち着いてきた」などと話した。4つのメダル獲得の岡選手は「まさか鉄棒でも金メダル取れるとは思わなかったです」「美しい体操が強みなので世界の舞台で自分の体操が評価されたということは凄い嬉しいです」などと話した。谷川選手は「乗りに乗ってたので気持ちよくやってくれればメダルも取れるかなと思ってたので楽しくやってほしいと思って声かけてました」と話した。団体の話題へ。萱選手は「チームのために失敗できないですし次の選手に絶対に繋ぐんだという思いで演技をしました」、杉野選手は「きれいな輪になってチーム全体で一つの目標に向かってやっていった」、谷川選手は「楽しくできたので観客がいるっていうのは良いなと思ってました」、橋本選手は「体操日本の目標が達成されたというところで良かったと思います」、岡選手は「エースにもなりたいしこれからも勝ち続けられるような選手になっていきたいと思います」などと話した。
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パリパラリンピックに向けて準備を進める車いすフェンシングの日本代表が意気込みを語った。ナショナルトレーニングセンターでの練習を公開した車いすフェンシング日本代表。車いすが固定されているため上半身の動きが鍵を握る。練習に力が入る理由は大会が間近に迫っていることだけではない。それがパリから連日のように届いた日本フェンシング陣のメダルラッシュ。その勢いをパラリンピックでもと気合が入る。
「広島原爆の日」の6日、広島市の原爆ドームのそばを流れる川で灯ろう流しが行われ、多くの人が犠牲者の霊を慰めようと祈りを捧げた。元安川では赤や緑など色とりどりの灯ろうが川面に浮かべられた。灯ろうには「世界の恒久平和」や「みんなが幸せに暮らせますように」などといったメッセージが書かれ、集まった人たちはゆっくりと漂う灯ろうの灯りに向かって静かに祈りを捧げていた。
手足口病の患者数が全国的に多い状況が続いている。医療機関から報告された患者数は3万7428人で1医療機関あたりでは11.93人と前の週からほぼ横ばいとなった。前の週から減っている地域もあるが、東北地方などでは急増していて、青森県は前の週の2.1倍に、宮城県は1.9倍に増えた。専門家は地域によっては今後も患者が増えるおそれがあると注意を呼びかけている。
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