まもなく紅葉シーズンを迎えるが、猛暑と水不足の影響で色づく前に葉が落ちたり枯れたりする被害が相次いでいる。北海道の大雪山系は日本一早い紅葉で知られるが、今の時期から赤や黄色に染まった美しい木々を楽しむことができる。関東の名所では異変が起きていた。栃木県佐野市にある紅葉スポット「金蔵院」では、モミジの葉が茶色く焦げたような色になっている。葉が落ちて枝だけになっている木もあった。金蔵院の住職・竹内英洋氏は「色んな対策をしていかないと無くなっていくかなと思うので、一年中考えている」と話した。去年11月、金蔵院の敷地内で撮影された写真には、一箇所だけ赤く染まった葉が落ちていた。木が暑さから身を守るために通常より早く紅葉し、そのまま落葉したもの。異変の原因は猛暑だけでなく、夏場に雨が少ないこと。日本の秋の風物詩が失われかねない近年の“異常気象”。日本樹木医会の小林明理事は「町ではアスファルトジャングルの中で高温が強調されやすい状況になって、水不足が加わり結果的に葉焼けが発生しやすい」などと説明した。
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