日本生命投資現地法人・今真一郎が解説。今さんは「1-3月期のGDP指標を受けて株価は3指数そろって下落。前日決算を発表したメタが市場予想を上回る設備投資の増加などが嫌気され、一時16%下落。引けにかけては下げ幅を縮小。好決算を発表した金鉱山世界最大手・ニューモントの株価は、12%を超えて上昇。GDP速報値は1.6%のプラスで市場予想を大きく下回った。項目別では純輸出や在庫投資が前期比でマイナスとなり、全体の押し下げ要因となった。個人消費は2.5%のプラスと伸びが鈍化したものの、サービス消費に支えられる形で底堅さが見られた。PCEコア指数が予想を上回る伸びとなるなど、今年に入ってからのインフレ減速の足踏みが改めて確認された。インフレ減速と経済成長が両立するソフトランディングが実現するのか、FRBが重視している26日発表の3月のPCEを始め今後のインフレ指標に注目している」などと述べた。