生命保険大手の日本生命は来年の春闘で6%程度の賃上げを行う方針を固めた。対象となるのは営業職員およそ4万8000人。来年度から平均で6%程度賃金を引き上げる方針。6%を超える賃上げは3年連続人件費ベースで100億円規模。国内の保険事業の中核を担う営業職員の待遇を向上させることで人材の確保や定着につなげたい考え。生命保険大手ではほかにも、住友生命が営業職員およそ3万2000人を対象に3年連続で平均5%以上の賃上げを実施する方針。
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