木内さんは「日銀は、短期金利を一定程度上げてから本格的に国債保有数の残高を下げていくというQT量的引き締めに乗り出すのが、定石ではないかと思います。減額自体が本格的な量的引き締めを示しているというのは先走った見方だと 思っています。これは円安の牽制という色彩が強いですね。QTは後戻りができないので、そういうリスクは負わないんじゃないでしょうか」、深谷さんは「今日ベイリー総裁の発言予定があるが、実はドル円のみならず欧州通貨に対しても相当円安が進んでいます。そういう中で欧州の金融政策がまず先にも動きそう。この円安に歯止めがかかる第一歩になってくれるのかどうかに注目していますね」などと話した。