今月行われた日銀の金融政策決定会合で、焦点となっている利上げをめぐり「遅きに失することなく、適時に金利を引き上げることが必要だ」との意見が出ていたことがわかった。日銀が公表した会合の「主な意見」によると利上げについて意見が分かれた。また長期国債の買い入れの減額については「市場との対話も含め、ある程度の時間をかけて慎重に検討すべきである」との発言が相次いだ。日銀は今月の会合で今の政策金利を維持したほか、国債買い入れの減額幅など具体的な決定は次回の会合に先送りしている。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.