企業に景気の現状を3か月ごとに尋ねる日銀の短観(短観企業短期経済観測調査)。民間の調査会社11社の予測がまとまり、来月1日に公表される短観の大企業・製造業の景気判断を示す指数は、プラス10から13となっている。前回3月調査のプラス11と比較すると、4社が改善、5社が横ばい、2社が悪化を予想している。円安によって海外事業の収益が伸びている一方、今月、自動車メーカーの認証試験を巡る不正が発覚し、生産を停止したことなどが下押し要因になるとみている。
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