東海東京インテリジェンス・ラボの柴田さんのドル円予想レンジは141.20円~142.80円。注目ポイントは「ドル売りと円買いに行き過ぎのシグナル」。来週、日米の金融政策決定会合が控えているので様子見姿勢が強くなりやすいとのこと。またアメリカの市場金利は2年金利を中心に一時3.6%を下回ったなどと話し、FF金利先物市場が織り込むアメリカ施策金利について説明、「雇用統計などの結果が大幅利下げを促すほどに悪化しなければ米国経済は景気後退入りを回避し、ソフトランディングに近い着地の可能性が高まってくるとみている」などと話した。またIMM通貨先物ポジションが4週連続で円買いポジションを維持しているなどと説明し「新たな米大統領が決まる11月以降は株高やドル高円安にふれやすい傾向がある、さらに日銀タカ派に対する修正が入ればシカゴ筋が再び円売りポジションを積みますことで円安が再加速する可能性もある」などと話した。