きょうの株価の見通しはSMBC日興証券・丸山凛途。ドル円予想レンジは157.00円~158.70円。注目ポイントは「原油価格と各国中銀のスタンス」。先週は米国、欧州など主要国で金融政策の決定が行われる中銀ウィークだった。その中でも原油価格の上昇が議論され、各国中銀がインフレリスクを強く意識していることが示された。2022年のロシアによるウクライナ侵攻時の原油高局面ではFRBなどが利上げを進める一方、日銀は政策金利を据え置き結果として円安が進行した。今回も円安に戻る可能性が高い。現時点では日銀の4月利上げ確率は6割超と、市場では日銀の利上げ継続が多数派。重要なのは中東問題が4月の金融政策決定会合までに解決するか。おとといにはイランが原油の迂回ルートである紅海の閉鎖にも言及している。IEA(国際エネルギー機関)の加盟国による4億バレルの石油備蓄放出は約30日分、紅海ルートも閉鎖されると20日程度まで縮小すると考えられ、原油価格が再び上昇する可能性には注意が必要。
